信頼できる上司と信頼できない上司

Stress

ハーイ!
どうもこんにちは!! もしくは こんばんは!! そしておはようございます!!

ぽこたんです。

今日のテーマは「信頼できる上司と信頼できない上司について」です。

それではいってみましょう~

信頼できる上司=優しい上司?

友人などに置き換えたときに信頼できる人というのはどういう人でしょうか。

必ずしも「優しい人」とは限らないように思います。

嘘をつかなかったり、表裏がなかったり、時には厳しくしかってくれたりと、時には優しいの対局にいる人もいると思います。

このブログでもたびたび話題に上がる働かないおじさん世代は感情的になったり意固地になったり頭が固かったり、年齢マウントや性別マウントをとってきますが、こういうのは論外として、職場で人気のある上司というのは一定数いると思います。

  • 清潔感がある
  • よくほめてくれる
  • 話を聞いてくれる(話をさえぎらずに聞いてくれる)
  • 面倒見がよい
  • 優しくフォローしてくれる
  • 怒らない
  • ミスを許してくれる
  • 語尾が柔らかい

だいたいこういう人たちが人気のある上司ですかね?

ではこの人たちが裏では人事査定の時に辛口採点だった場合どうでしょうか。

表の顔はわかりませんね。裏で何やっているかもわからないですからね。

私は信頼できるかどうかは上司がその上司に媚びたりせず、上に対してしっかり物が言える人かどうかなのではないかと思います。

ここでは嘘をつかないこと、などのむしろ人間として当たり前のことではなく、日系企業会社員の上司が信頼できるかどうかという点でお送りしております。

実体験を2つご紹介します。

実体験①:うざい上司

私が入社して何年か経った頃、上司が変わったことがありました。

それはもう怖い上司で、よく怒鳴られましたし、そもそも地声も態度も威圧的でした。

体はでかいし、肩で風切って歩くような歩き方も嫌いでした。

ここではA氏ということにします。

そんなでけー声でしゃべらなくても聞こえてんだよコノヤロー!!

とA氏に私は毎日1万回くらい思ってました。

ミスすれば怒涛のように詰められましたね。

いまだにこんなやり方は非効率だし、思い出すたびにこいつバカだなって思います。

でもそんなある日、ある会議での私の発言パートに、自分の上司さらに上司のB氏が「考え方がぬるいんだよ~」、「この要素は検討したのか~?」とか何だったか忘れましたが、要するに思い付きのいちゃもんをかましてきた時がありました。

私もまだまだ若かったですので、相手の発言にイラっとして、エビデンスを出して反論などを行っておりました。

そこでA氏登場!!

ちょっと待ってくださいよ!ぽこたんの説明、私は少しもおかしな点は見当たらないと思いますし、むしろよく練られた提案だと思いますよ。これで検討できないなら、どういう内容なら検討できるんですか。」

うそやん。と。

まさかの肩を持ってくれました!

正直今まで大嫌いでしたし、未だにA氏のやり方は間違えていると思うところだらけだったのですが、当時はまだまだ若かったこともあって、年に何回かあるかないかの割とえらいおっさんに自分の提案をプレゼンする機会だったのに詰められ、9回ノーアウト2塁くらいには焦っていたので、今までうぜーだのうるせーだの言ってすみませんでした!って感じでした。

その時、「こいつやるやん。悪いとこばっかちゃうやん。」って思いました。

まぁそんなこんなでその会議はクソ上司のナイスフォローもあり、うまく乗り切れました。

そして翌日からは、(いやむしろ会議後すぐから)平常運転かのように怒涛のように怒られたり指導されたり指摘されたりする日々に戻りました。

実体験②:優しい上司

その2年ほどあと違う部署に異動になりました。

その上司は部下に対する対応も丁寧で、B氏の同期の間でも出世頭との評判の上司でした。

B氏ということにします。

そして実体験①と同じような場面が来ました。

前回とは違うのは、今回はB氏に相談しながら会議での発表内容を作り上げたことです。

といっても、開示されている情報が少なかったのと、当社での取り扱いノウハウがあまり多くなかった内容だったこともあり、読める文献を読んだり、知り合いに尋ねたりしながら説明資料を作成しました。

B氏からもよくここまで調べたね。私は全然わからないゾーンだからね~。とのコメントが出てまいりました。

私は、「まずはざっくり説明して、やるかやらないかを決めるのではなく、本格検討を進めるべきか否かの方向性を出してほしい」と伝えました。

そして意思決定ができないバリバリ日系企業の当社のボリュームゾーンを体現したかのようなポンコツくそ上司のコメントが出てきます。

もちろんこのクソ上司がB氏の上司です。

「たったこれだけの資料で何を判断すればいいのかね?」

との質問に、「まずは本格検討をこのまま進めてよいかどうかを決めていただきたい」と答えました。

すると・・・

「検討するもしないもこれだけでは判断できないと言ってるんだよ!」
「もう少ししっかり調べてもらわないと困るよ、お粗末!!

と一蹴されました。

いや、、、お粗末!て。。。www

その時、B氏が割って入ってきてくれました。

そして、B氏が放った一言に耳を疑いました。

「ぽこたん君、もう少し調べて資料をしっかり揉まないと会議で発言するべきではないよ」
「おってもう少ししっかり考えてみましょう。私も手伝うから。」

正直、ハァ!?って感じでした。

いやいやいや、てめーがこれで行こうって言ったんじゃねーか。

むしろこれで十分って言ったのてめーじゃねえか。

そもそも「GoかNo Goか」を聞いてんじゃねーのにこんな結論に時間かけんじゃねーよ、ド低能が!

って思いましたね。もう少しでスーパーサイヤ人になるところでした。

そして数年後

そして数年後、ひょんなことから人事査定を見るチャンスがありました。

B氏の時の査定もそれほど悪いものではなかったもののそこそこでしたが、A氏の時の査定はものすごくよく、昇進に繋げてくれる評価でした。

部下への評価はその人の態度ではわからないものだなぁと思いました。

思えばA氏はパワハラとかで訴えられるリスクを背負いながら指導してくれてた側面もあるんだなぁと。

そりゃあ冷静に考えたらわかりそうなもんですが、その時はA氏の剣幕と私を怒る頻度に、「完全に目をつけられてるな」くらいにしか考えられませんでした。いや、ガチで。

それくらいの怒られようでした。

それにしてもやり方は非効率だとは思いますし、前時代的だとも思いますので、真似はしたいとは思いませんがね。

そして現実はA氏よりもB氏のほうが出世街道まっしぐらという感じです。

やはりゴマをすって上司に媚びたほうが出世するんですね。

ただ信頼できるかどうかでいうと、上の一件以来、B氏のことは全く尊敬もしていなければ、全く信頼もしていません。

そりゃそーだよwwwできるわけねーよwww

A氏はさすがに時代を鑑みて丸くなったとの社内での噂なので、機会があれば飲みに行きたいですね。
B氏とは絶対行きたくないですけど。

部下から信頼される上司とは

上に対して媚びずにおかしいことはおかしいといえる上司

これが結論かなと思います。

ばかなおじさんは感じていないみたいですが、上司が部下のことを見ているよりもはるかに部下は上司のことを見てんだよ!ってことです。

でもやっぱり部下を蔑ろにしてでも上司に媚びることができるかどうかで当社の場合は出世が決まりますがね。

世知辛いですよね。

でも上司のさらに上に対してリスクをとってものが言える上司はやはり信頼できますよね。

そういう人には別に怒られてもかまわないとも思えますね。

そういう人に限ってむやみに怒ったり威張ったりしないものですがね。

たしかにA氏も怒ってはいましたが、威張ったりはしてなかったですね。全盛期のカブレラ並に威圧感はありましたけど。

あーあ、上に媚び媚びのくそつまんねー上司が一掃されねーかな。

B氏が定年迎えて再雇用で自分の部下になったときに、当時の仕返しをするようなことのない器の大きな人間になりたいですね。

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